原付・バイクも必ず加入しなければいけない自賠責保険

原付やバイクの自賠責保険

自賠責保険とは、一般的に強制保険とも呼ばれている車両を走行させるならば必ず加入しなくてはいけない保険のことです。任意保険と違い、法令で加入することを義務付けられているため、加入していない場合は即座に免許停止処分を受けるなど厳しい罰則が課せられます。もちろん車検とは違い、排気量によって加入しなくても良いということにもなりません。原付から大型バイクまで、すべての車両が加入する義務があります。

2018年度自賠責保険の保険料

続いては、排気量別に自賠責保険の保険料について一覧にまとめました。これから加入をする必要がある方は、ぜひ契約日数を決める参考にしてみてください。

車種12ヶ月13ヶ月24ヶ月25ヶ月36ヶ月37ヶ月48ヶ月60ヶ月
二輪車
( 250cc超)
8,290円8,560円11,520円11,780円14,690円14,950円
二輪車
(125cc超~250cc以下)
8,650円12,220円15,720円19,140円22,510円
原動機付き自転車7,500円9,950円12,340円14,690円16,990円

自賠責保険と任意保険の違い

この2つの保険は、加入が強制か任意かの違いだけではなく補償範囲も変わってきます。2つの補償適用範囲の違いは以下の通りです。

補償範囲自賠責保険任意保険
対人賠償傷害:120万円まで
死亡:3,000万円まで
後遺障害:4,000万円まで
無制限で補償
対物賠償補償なし基本無制限で補償
自身への補償補償なし人身・車両保険が適用
示談交渉補償なし専門のプロが担当

これを見てもらえば分かるように、自賠責保険の場合はあくまで被害者の補償しか支払われません。そのため、自賠責保険にしか加入していない方は対物の場合は全て自腹で賠償金を支払う必要があります。また、自身が怪我をした場合の医療費も自賠責保険では補うことはできません。一方任意保険の補償内容ですが、任意保険は自賠責保険だけでは補えない部分をカバーするために考えられた保険のため、対物や自身への補償が支払われる保険プランが多数あります。

また、さらに細かい補償プランが選べる充実した内容の「特約」や、車の整備不良などのトラブルに対応してくれるロードサービスが付いたプランもあります。