5.無保険者傷害保険
対人賠償保険に加入していない、加入していても賠償金が少ないなど賠償能力が不十分な相手による事故に巻き込まれた場合に保険金を受け取ることができる保険です。
6.自損事故保険
自分だけで起こした単独事故により、運転手自身が怪我や死亡した場合に適用される保険です。
7.車両保険
交通事故により破損した自身の車両の修理代が受け取れます。タイプによって変わりますが、単独事故だけでなく当て逃げも補償してくれるものなどいくつか種類があります。
8.特約
補償内容をさらに充実させたり、補償範囲を限定することにより保険料を節約したりすることを「特約」と呼びます。例えば、他人の車を運転していたときの事故を補償してくれるものや、弁護士への相談費用が含まれているものなどもあります。
9.ロードサービス
こちらもプランによってさまざまですが、代表的なのは「ガス欠時の無料ガソリン給油」「無料レッカー移動」といったものがあります。1つ注意しておきたいのが、これらは保険会社やプランによって内容が微妙に変わってきます。そのため、事前に納得できるサービスかしっかりとチェックしてから決めるようにしましょう。
任意保険に加入するのは今や一般常識
絶対に加入する必要がない任意保険ですが、交通事故で死亡事故を起こした際は億単位の非常に重い賠償金が課せられることもあります。死亡による賠償金の最高額は、平成23年11月1日に横浜地裁で5億843万円となっています。
歩行者横断禁止規制のある国道を酩酊して横断を開始し第一車線中央付近で立ち止まっていた被害者に走行中のタクシーが衝突し、死亡させた。
事故前4年間の平均所得が5,500万円を超える高額所得者であったため、逸失利益が4億7,850万円と高額となった。
引用:保険の窓口
このように、死亡事故を起こした際の賠償額は非常に高額となっており、とても自賠責保険だけでは補えません。万が一に備えて、任意保険に加入するという選択肢も頭に入れておくようにしましょう。